少林寺拳法の運歩法
少林寺拳法の基本技の中の最も重要な技法が運歩法です。実際の動きを想定して作られているので、現実的で効率的
、かつ実践的なものとなっています。
運歩法は「出足」「引足」「横足」「転回足」に分類され、そこから26種の運歩で構成されている。それぞれの運歩の意味を知りながら運用することが重要です。
単演武や組演武、法形演練のみならず、乱捕り、運用法などにも応用が可能であるが、決まった技術を演練する組演武、法形演練とは違った運用を行うのが乱捕り、運用法であるので、心して学ぶ必要があります。
乱捕り、運用法ではピョンピョンと跳ねるように運歩をしがちですが、細かいステップに心がけ、できるだけ無駄を省くトレーニングが肝要です。ただし、ステップワークとも言える運歩法であるが、同じように捉えると武を忘れてしまう。守主攻従を建前とする少林拳法の修行を歩まくてはならない。
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