11月3日、守口市総合体育大会少林寺拳法の部が実施されました。毎日の稽古をベースに
この大会のために3ヶ月あまり時間を費やし、それぞれの一生懸命を確認することができました。
今回の競技は乱捕りと単独演武です。この二つを制する拳士は心技体を兼ね備えた、褒めるべき人たちです。
しかし、競技としての大会は人間をダメにするかもしれないという人もいます。競争から生まれる勝者、敗者、有益なことばりではないみたいです。
競技や教育科目を考えれば、少林寺拳法の修行の必要性を感じざるを得ません。
日常の稽古では科目表、副読本にそって、拳士たちはひとつひとつ階段を登っていきます。
個人個人にあわせた指導に重きを置き、決して他者と比べることのない個人の特性を伸ばす指導を心がけなければなりません。
これは少林寺拳法独特の教育方法であり、大変な時間と労力、そして愛情が必要になります。
少林寺拳法の「修行」の原点は「愛情」なのかもしれません。