こんな記事を読んだことがある。
『剣道も柔道も最初は ”術” だった。剣術・柔術だった。
術は ”方法・手段・わざ”のことだ。
だから当初は、「どんなことをしても勝てばいい」という、技芸一辺倒だった。
それが次第に「自分を高めるもの、徳を磨くもの」という、
いわば精神面の要素が加えられ、それが ”道” になった。』
そして
『相撲もこの道が適用され相撲道という。
武道も同じだが、私は ”道” を ”礼” だと思っている。
だから相撲に即していえば、立会う前の相手への礼、勝負が終わった後の礼、
さらに引きあげる途中、通路の管理に当たっている引退先輩力士への礼など、
誠意をこめて頭をさげるのが礼であり道だと思っている・・・しかし・・・』倫理 抜粋
すなおに ”武道” はどうなっているのか? ”道” はどこへいってしまったのか。
”師” とは? いま、もう一度考えたい。